株式会社ハイパックスサトウのSDGs宣言
株式会社ハイパックスサトウは国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行ってまいります。
当社は昭和23年茨城県日立市にて段ボール・包装材・梱包(こんぽう)資材の総合メーカーとして設立いたしました。
段ボールはリサイクル性に優れており、製造時のCO2排出量も積極的に削減する取り組みを継続するなど、持続可能な社会の実現に適した材料です。
これからも、事業活動を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み、SDGsの達成に向けて貢献してまいります。
2023年6月7日
株式会社ハイパックスサトウ
代表取締役 大和田 清志
株式会社ハイパックスサトウ
代表取締役 大和田 清志
製造業が取り組むSDGsとは
経済産業省、厚生労働省、文部科学省の3省が2021年5月に公開した「2021年版ものづくり白書」では、ニューノーマル時代で製造業が生き残るための3つのポイントを「レジリエンス」「グリーン」「デジタル」としています。
日本の製造業は、この3つを軸としたさまざまな取り組みが求められています。
日本の製造業は、この3つを軸としたさまざまな取り組みが求められています。
●レジリエンス
不確実性が高まる現代で事業を継続するために、これから発生しうる危機・変化に柔軟に対応すること
不確実性が高まる現代で事業を継続するために、これから発生しうる危機・変化に柔軟に対応すること
●グリーン
カーボンニュートラル(脱炭素化)の取り組みをさらに進めること
カーボンニュートラル(脱炭素化)の取り組みをさらに進めること
●デジタル
事業をより効率的にするためデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組むこと
事業をより効率的にするためデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組むこと
製造業に期待される3つの目標
製造業はエネルギー問題や環境問題に大きく関わっています。とくに次の3つの目標は、製造業の取り組みに期待が寄せられます。
●目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
製品の生産過程では多くのエネルギーを消費します。一社一社がエネルギーを「減らす・つくる・効率よくつかう」ことを意識して取り組むことが大切です。
製品の生産過程では多くのエネルギーを消費します。一社一社がエネルギーを「減らす・つくる・効率よくつかう」ことを意識して取り組むことが大切です。
●目標9 「産業と技術革新の基盤をつくろう」
日本だけでなく他国、とくに発展途上国において製造業は安定した経済・雇用・社会の基礎となります。持続可能な技術開発を積極的に行うこと、安定した供給を続けられるようインフラやネットワーク構築を支援することなどが求められています。
日本だけでなく他国、とくに発展途上国において製造業は安定した経済・雇用・社会の基礎となります。持続可能な技術開発を積極的に行うこと、安定した供給を続けられるようインフラやネットワーク構築を支援することなどが求められています。
●目標12 「つくる責任 つかう責任」
生産過程で不良品が多く出ると、廃棄物が増えてしまいます。できるだけゴミを増やさないよう、ライフサイクルの長い製品を開発することも大切です。私たち製造業には「つくる責任」があります。
生産過程で不良品が多く出ると、廃棄物が増えてしまいます。できるだけゴミを増やさないよう、ライフサイクルの長い製品を開発することも大切です。私たち製造業には「つくる責任」があります。
株式会社ハイパックスサトウが取り組むSDGs
当社では、従業員一人ひとりが企業活動とSDGsのつながりを理解し、普段の業務のなかで取り組みを実践しています。
01.組織体制
当社は、事業活動が社会・環境におよぼす影響を深く理解し、CSR(企業等の社会的責任)の考えに基づいた責任ある対応に取り組んでいます。
具体的な取り組み
●法令遵守
- コンプライアンス(法令遵守)の徹底
- 反社会的勢力との関係の遮断
- 情報セキュリティおよび個人情報保護の徹底
- 監査等委員会設置会社への移行に伴う監督機能の強化と意思決定の迅速化(権限委譲)
●SDGsの普及啓発(内部)
- 従業員全員がSDGsに関する取り組みを心がけるよう努める
- 一人からできるリサイクルを学ぶ機会の提供
- 緊急時の避難場所の確認や定期的な訓練の実施
- 異業種交流活動の促進
●社会的責任
- 段ボールの再利用、リサイクルを推進
- 学校、企業と連携したリサイクル教育活動の実施
- 「子ども110番の家」活動に参加
●災害や事故などのリスクへの備え
- 従業員に対し、ハザードマップや津波避難経路を周知
- 災害訓練の実施・防災マップの策定
- 防災計画の策定、防災訓練の実施、防災グッズの設置・点検
- 災害発生時のタイムラインの作成、情報伝達訓練
- 緊急時の避難場所の確認や定期的な訓練の実施
●事業承継
- 社内スキルアップ研修を実施
- 働きやすい職場づくり、職場活性化に向けた各種取り組みを実施
- 失業者削減のための労働環境の改善
- 労働者の適正な契約・賃金の遵守
- 労働者の地位の保護や向上を目的に、よりよい労働条件の策定を実施
- 同一労働同一賃金の実現
- 女性リーダーの積極的育成を実施
- 女性管理職の積極的登用を実施
- 女性社員の採用拡大を実施
関連のある目標
02.公正な取り引き
当社は、法令遵守の考えを浸透させ、情報セキュリティおよび個人情報保護の徹底により、顧客情報を適切に管理しています。
具体的な取り組み
●公正な競争
- コンプライアンス(法令遵守)の徹底
- 反社会的勢力との関係の遮断
●サプライチェーン管理
- ハラスメント防止研修の実施
- 持続可能な森林管理の証となるFSC認証(森林認証制度)の木材を使用
- 環境への取り組み(資源有効活用、廃棄物の発生防止等)
- 環境に配慮した製品(消耗品削減、小型化、有害物質非含有など)の企画・提案
関連のある目標
03.人権・労働
当社は、従業員の一人ひとりが健康で働きやすい職場をめざし、子育ておよび介護などの両立支援制度の拡充など各種制度改善に取り組み、従業員の健康管理に努めています。
具体的な取り組み
●差別・ハラスメントの禁止
- 育児休暇制度、介護休暇制度の浸透
- 産休後の復帰支援を推進
- 女性の活躍推進、女性差別の防止
●労働安全衛生
- 労働基準法上の残業規制や安全衛生法上の過重労働防止措置などについてコンプライアンス遵守
- 職場の2S活動(整理・整頓)への取り組み
- 労働者の適正な契約・賃金の遵守
- 労働者の地位の保護や向上を目的に、よりよい労働条件の策定を実施
●ダイバーシティ経営
- 65歳以上の継続雇用を実施
- 障がい者の積極的雇用
- 障がい者施設への業務委託による社会復帰支援活動のサポートを実施
- 女性リーダーの積極的育成を実施
- 女性管理職の積極的登用を実施
- 女性社員の採用拡大を実施
●人材育成
- 若手社員に対し外部でのスキルアップ研修への積極的参加を実施
- 入社した若手社員に対して、先輩社員がしっかりと教育・指導を行うメンター制度
- 企業で働くためのビジネスマナー講座外部研修への積極的参加
- 継続的に学習する仕組みを社内に構築
●公正な待遇
- 従業員(正社員・契約社員・パート社員など)の公正な待遇の整備
- 60歳以上からの継続的かつ本人の働き方を選択できるような体制・制度
●健康への取り組み
- 全従業員を対象とした定期健康診断受診や、ストレスチェック実施の徹底
- オンラインミーティングの実施
- 職場の5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ))への取り組み
- メンタルヘルス・メディカルチェック機能により、従業員の日々の健康管理を促進し、健康増進につなげる
- 不調者については、産業医の外部相談窓口へ気軽に相談できる仕組みの提供
- 外部講師を招き、従業員の健康リテラシー向上セミナーを実施
- がん、心血管疾患などの健康診断制度の向上・治療を支援
- DX導入による労働環境の是正・環境整備を実施
●ワークライフバランス
- 人材や設備の補充による社員の残業圧縮を推進し、仕事と生活の調和を図るワークライフバランスを推進
- フレックスタイム制の導入
- 育児休暇制度、産休後の復帰支援を推進
- リフレッシュ休暇・学校行事休暇などの福利厚生制度の充実
●DXの推進
- 企業向けソリューションの提供により業務生産を向上
- ペーパーレス化とクラウド化の導入
- ITを活用したイノベーションの促進
関連のある目標
04.環境
当社は、事業活動のあらゆる領域で、環境負荷低減に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献します。
具体的な取り組み
●廃棄物・有害化学物質
- 規制されている有害化学物質は導入しない
- 施設内で発生した廃材をリサイクル業者へ委託し、リサイクルの徹底および生物多様性を尊重した事業展開
- 製造プロセスの改善に取り組み、環境負荷低減
- 製造過程において廃棄物管理を徹底し、環境汚染の軽減に貢献
- 環境への取り組み(資源有効活用、廃棄物の発生防止等)
- 製品ライフサイクルにおける廃棄物の発生防止、削減、再利用に対する取り組み
- 環境に配慮した製品(消耗品削減、環境配慮型包装資材、有害物質非含有など)の企画・提案
●環境配慮
製造プロセスで排出される廃プラスチックは再生プラへ、廃段ボールは再生し段ボールへ、廃木屑(きくず)はチップ材へと、積極的にリサイクルを実施しています。
- 温室効果ガス排出量に配慮した製品・サービスを顧客へ提案
●3Rの推進
- 社内ではペーパーレス化を促進し、紙をつかう際は再生用紙を利用
- 社内での3R「リデュース、リユース、リサイクル」の心がけ
- 購入時につかわれている段ボールの再利用、リサイクルの推進
- 使用材料の再利用システムの推進
- マイカップの持参を推奨
- オフィスから出る紙類を分別し、資源化
- 地球温暖化防止のため、ペーパーレス化、クールビズの実施など、エネルギー使用量を削減
- 運転効率の良いエアコンやLEDの導入を進め、電気の使用量を削減
- プラスチックカトラリーの社内使用を禁止
- 不要になった中古製品もリデュース・リユース・リサイクルさせる仕組みをつくり、不法投棄の防止
- 新品生産時の資源消費量の削減を行うことで限りある資源の維持に貢献
●再生可能エネルギーの利用
- 製造プロセスで排出される廃プラスチック、紙くずなどリサイクル業者へ持ち込み再生している
●森林資源の循環利用に向けた取り組み
- 持続可能な森林管理の証となるFSC認証(森林認証制度)の木材や合法木材使用
●環境に配慮した交通手段
- 社用車として、ハイブリッドカーの導入
関連のある目標
05.社会・地域貢献
当社は、地域の社会課題を解決するため、人々が安心して暮らせる環境づくりに取り組んでいます。
具体的な取り組み
●地域への参画
- 地域の女性、子ども、高齢者の見守り活動への協力
- 各種セミナーの開催で、社外の皆さまにも学びの機会を創出
- 売り上げの一部を公益財団法人などへの寄付
●社会課題解決
- 「子ども110番の家」活動に参加
関連のある目標